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Colour Me Wednesday インタビュー(2)

Colour Me Wednesday インタビュー(2)

Colour Me Wednesday

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■ほとんどのライブが営利優先のプロダクションの思うまま(ジェニファー)

 

———Colour Me Wednesdayの曲作りはどんな感じですか?

ジェニファー:Colour Me Wednesday全員でデモテープを作るんだけどパソコンを使って多重録音するのよ。で、練習中に少し追加したり、演奏して変更したりして、その後に正式にレコーディングを行うわ。


———アートワークにもこだわりが感じられるんですけど、それについてはどうでしょう?

ジェニファー:アクバル(※)が私たちの全てのアートワークをしてくれてて、彼は学校で私と同級生で一緒に勉強してたのよ。彼は私たちがどういう事をしたいのか本当に理解していて、いつも新しいアイデアを出してくれるわ。
(※)Colour Me Wednesdayを初めとした、仲間のバンドのアートワークを手伝っている友人。

Colour Me Wednesday


———PerkieとThe Tutsは、どんな関係ですか?(※)

カーメラ:それぞれのバンドが助け合うことはとても大切なことよ。ハリエットのもう一つのバンド、The Tutsと同じラインナップとして演奏するのが大好きだし、Perkieのバックバンド「The Perkettes」として、メンバーを交換し合ったりするの。The Tuts と Perkieについてはサムがほとんどレコーディングをして、ジェニファーとサムが両方のバンドのミュージックビデオを作っているわ。つまり、みんなでやれば、もっといろんなことが起こるということね。
(※)The Tutsではハリエットがベースで参加したり、PerkieのメンバーがColour Me Wednesdayのアルバムに参加したりしている。

 

ハリエット:Colour Me Wednesday と The Tuts は、私がThe Tutsに入る前から一緒にショウをしていたの。そしたら彼らのベーシストが抜けて、しばらくして私が彼女の代わりに入ったの。それ以来、両方のバンドにいることはとてもうまくいってるわ!私たちの音楽、The Tutの音楽、Perkieの音楽はスタイルでは似た所もあるけど、大きな違いも間違いなくあるから、この3組はとても楽しく演奏を続けれるわ。

 

Carmela,Harriet,Sam
「The Perkettes」ではカーメラとハリエットがお互いの楽器を持ち替える。

 

———日本にもUKの音楽が好きなファンは多く居ます。現在の西ロンドンのインディーズ・シーンについて教えてもらえますか?

ジェニファー:ロンドンは、文化においても経済においてもとても巨大よ。ただ、音楽シーンは落ち込んでるわ。政府の財政政策の影響とか、一般的には資本主義だものね。それで、行われるほとんどのライブが営利優先のプロダクションの思うままになってて、彼らは売れることに必死になっているバンド連中からお金を奪い取ろうとしているの。私たちもそうしたプロダクションのもとでライブを続けたことがしばらくはあったけど、たいていお金はもらえないし、売れることもない。インディーズバンドの多くがつけこまれてる。「Arctic Monkeys」ブームのころに、インディーバンドは金になると思われたから。でも良いライブを行う素晴らしいDIYプロモーターの小さなグループもあるわ。

ハリエット:そうね!ロンドン周辺のパンク・インディポップのシーンにはいくつかの良いプロモーターが居るわ。その一つ、「Night of the Triffids」は2人のスゴいDIYプロモーターで、いいバンドの公演をして、必ずとても良くしてくれるのよ!…私は、両方のバンドとも、なんとなく地元のライブについてはあきらめているの。地元の西ロンドンのライブに来るほとんどの人は、何も関心が無いように一生懸命装っているのよ。そして、こっちがやっていることに関係なくただ喋ってるのよ。時間の無駄よ!いつか日本で演奏する方が良いわ!

 

 

■日本は私が行きたい夢の国のトップ3に絶対入っている(ハリエット)

 

———バンドの将来について何かありますか?

ジェニファー:私たちはミュージックビデオを作るのが好きなの。だから出来るならもっと沢山のミュージックビデオを作りたいわ。

カーメラ:もっと曲を作って、もっとライブをして、もう1枚のアルバムも。それから初めてのアメリカツアーに行くの!

ハリエット:そうね、来年もう1枚アルバムというのは良いわね!あと、大好きなバンドとのツアーとか!

 

———ぜひ、日本のファンにメッセージを。

カーメラ:私たちを招待してください!ぜひ日本に行きたい!

ジェニファー:日本に行ける日が待ち遠しいわ。日本で演奏することは私の夢が叶うってことよ!

ハリエット:日本は私が行きたい夢の国のトップ3に絶対入っているし、そこでライブができたらもっと良いだろうな!日本のファンに会って、一緒に楽しみたいわ!

 


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I Thought It Was Morning by Colour Me Wednesday

I Thought It Was Morning

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